法曹界に進みたい人にも！リーガル系のドラマ・映画おすすめ5選

2023年2月7日

弁護士、検事、裁判官をテーマにした、いわゆるリーガル系ドラマや映画は我々視聴者を釘付けにする話題作が多いですよね。月曜夜9時にフジテレビ系列で放送中のドラマ「女神（テミス）の教室〜リーガル青春白書〜」は裁判官・検察官・弁護士などの「法曹界」を目指す学生が通うロースクールが舞台にしたドラマで、法曹界を目指す若者の姿が描かれています。

法律と聞くとちょっと堅苦しくて難しいイメージがありますが、ドラマ・映画で描かれるストーリーではとても分かりやすく、だからこそヒット作も多いのかもしれないですね。

この記事では、おすすめのリーガル系ドラマ・映画をご紹介したいと思います。

リーガル系のおすすめドラマ・映画①「HERO」

木村拓哉さん演じる型破りで正義感が強い検察官と、松たか子さん演じる生真面目だけどどこかとぼけたところのある検察事務官のコンビによる捜査活動を、同僚検事たちが織りなすコメディー要素も持たせて展開していく検事が主役のドラマです。

ドラマに登場する行きつけのバー「セントジョージズタバーン」で田中要次さん演じるマスターに無理な注文をすると「あるよ」と返すお決まりのシーンも話題となりましたね。

2007年には映画化もされ、興行収入が2007年公開の日本映画で第1位を獲得しました。

放送期間：【第1期】2001年1月〜3月　【第2期】2014年7月〜9月　月曜夜9時
放送局：フジテレビ系列
脚本：福田靖ほか
出演者：木村拓哉、松たか子、小日向文世、八嶋智人、田中要次、大塚寧々、阿部寛、北川景子、角野卓造、杉本哲太、濱田岳、吉田羊、松重豊

リーガル系のおすすめドラマ・映画②「リーガルハイ」

控訴で一度も負けたことのない敏腕弁護士・古見門研介と超真面目で正義感の強い新米弁護士・真知子の二人が繰り広げるコメディタッチの弁護士ドラマです。主人公の古見門を演じた堺雅人さんは、ヘアスタイルをなでつけたような8:2にして、テンションが上がると奇天烈かつ早口になり、相手がぐうの音が出ないほどに論破するできる弁護士を表現して話題となりました。ヒロインの黛真知子を演じた新垣結衣さんの、古見門に振り回されながらも反発するやりとりが面白いテンポの良いドラマです。

放送期間：【第1期】2012年4月〜6月　【第2期】2013年10月〜12月　火曜夜9時
放送局：フジテレビ系列
脚本：古沢良太
出演者：堺雅人、新垣結衣、田口淳之介、生瀬勝久、小池栄子、里見浩太朗、岡田将生、小雪、黒木華、古舘寛治、松平健

リーガル系のおすすめドラマ・映画③「石子と羽男」

2022年に放送されたドラマ「石子と羽男−そんなコトで訴えます？−」は、今までのリーガルドラマとはちょっと違い、スマホゲームへの課金やカフェで充電して訴えられたり、といった身近なトラブルを題材に、事件とその裏に隠された人間模様を解き明かしていく作品です。東大卒のパラリーガルの石子を演じた有村架純さんと、高卒の弁護士羽男を演じた中村倫也さんの絶妙な距離感の関係が、この作品をさらに魅力的なものにしています。

放送期間：2022年7月〜9月　金曜夜10時
放送局：TBS系列
脚本：西田征史
出演者：有村架純、中村倫也、赤楚衛二、おいでやす小田、さだまさし

リーガル系のおすすめドラマ・映画④「99.9−刑事専門弁護士」

連続ドラマでは初めて「刑事専門弁護士」を題材としたドラマで、タイトルの「99.9」は、日本の刑事事件における裁判有罪率を意味しており、残された0.1%の逆転無罪を解き明かす弁護士を松本潤さんが演じています。固い内容の刑事事件をテーマにしているが、視聴者に知られていない司法の世界を紹介するため、間口を広げることを目的に、どれだけ遊びを入れていけるかに挑戦したそうで、主人公が口にするダジャレもその一つだったのかもしれません。2021年には映画化され、興行収入29億の大ヒットとなりました。

放送期間：【シーズン1】2016年4月〜6月　【シーズン2】2018年1月〜3月　日曜夜9時
放送局：TBS系列
脚本：宇田学
出演者：松本潤、香川照之、片桐仁、マギー、馬場徹、池田貴史、岸井ゆきの、映美くらら、岸部一徳、榮倉奈々、木村文乃

リーガル系のおすすめドラマ・映画⑤「イチケイのカラス」

このドラマは、浅見理都原作の同名の漫画を映像化した作品で、裁判官にスポットをあてたリーガル・エンターテイメントドラマです。東京地方裁判所第3支部第1刑事部（通称：イチケイ）を舞台に、竹野内豊さん演じる癖の強い裁判官・入間みちおの自由奔放に型破りな裁判に振り回されながらも、真実を掴もうと奔走するイチケイメンバーが描かれています。ドラマファン待望の劇場版「映画イチケイのカラス」が2023年1月に公開され、映画版ではレギュラーメンバーに加え、斎藤工さん、向井理さんが加わり話題となりました。黒木華さんが演じた坂間千鶴が、裁判官の「多職経験制度」を利用し、映画版では弁護士となっている点も、この作品の魅力的な部分ではないでしょうか。