【M-1グランプリ2022】大接戦!最終決戦に残ったコンビ3組は?

年の瀬をいっそう盛り上げた、M1グランプリ。今回はマルチタレントの山田邦子さんが初の審査員を務めたことでも話題を呼びましたね!そんな2022年は、過去最多である7261組のお笑い芸人たちが日本中からエントリー。壮絶な戦いが行われ、そのトップである3組が決勝ラウンドに進出しました。

M1グランプリ2022の頂点を争った最終決戦の3組は、さや香、ロングコートダディ、そしてウエストランド。7000組以上のライバルを押しのけトップ争いの土俵に立った、注目すべき彼らのプロフィールを見ていきましょう!

今年も接戦!M1グランプリ決勝戦

毎年エントリー数を増やし、ハイレベルなお笑いの戦いが繰り広げられるM1グランプリ。時代とともにお笑いの形や、視聴者の求める芸、そしてコンプライアンス面でも基準が変わり続け、常に世間に認められ需要のあるお笑いを提供することが求められているでしょう。

そんな中、今回も”2022年らしいお笑いを引っ提げて、M1 決勝に3組の最強芸人が揃いました。2022年らしいといっても、3組は個性も芸風もバラバラ。全く違った空気感を醸し出しながら、それぞれのステージをそれぞれのコンビ色に染め上げました。

M1グランプリ2022!最強の3組はどんな芸人?

今回のM1 決勝進出3組は、例を見ない幅の広さを見せつけたと思います。M1グランプリ2022で決勝に進出したのは次の3組でしたね。

  • 3位:ロングコートダディ
  • 準優勝:さや香
  • 優勝:ウエストランド

3位のロングコートダディは、そのゆったりした雰囲気が特徴的でした。一方、準優勝のさや香は、勢いある軽快な掛け合いが高評価を得ましたね。そしてM-1王者の称号を手にしたウエストランドは、おなじみの毒舌漫才を繰り広げました。

ゆるハイブリッド!ロングコートダディ

  • 所属事務所:吉本興業
  • ニックネーム:ロコディ
  • メンバー:堂前 透、兎
  • 芸風:ゆるい雰囲気が独特のコントや漫才
  • 受賞歴:キングオブコント第7(2020年、2022)M-1グランプリ決勝4(2021)、スーパーお笑い大賞準優勝(2022)、オールザッツ漫才優勝(2022)M-1グランプリ決勝3(2022)

何事にもやる気がないオーラが独特の堂前さんと、業界では有名な天然さを持つ兎さんの2人から成るコンビ・ロングコートダディは、コントでも漫才でも頂点を狙うハイブリッド芸人。

ゆるくシュールな展開がクセになる、憎めない愛らしさが特徴的です。ネタによってボケとツッコミが入れ替わるのも、ロングコートダディが視聴者を飽きさせず魅了し続ける秘訣といってもいいでしょう。2人に共通する優しく穏やかな空気感は、ボケれば癒され、ツッコんでも傷つけない、不思議な魅力に満ち溢れています。

熱血リベンジ!さや香

  • 所属事務所:吉本興業
  • ニックネーム:さや香
  • メンバー:石井、新山
  • 芸風:テンションが高く、勢いのあるトークが特徴
  • 受賞歴:NHK上方漫才コンテスト優勝(2019)、歌ネタ王決定戦優勝(2020)NHK新人お笑い大賞準優勝(2020)M-1グランプリ準優勝(2022)

テンポの良い軽快なやりとりが、まさに正統派漫才!ついついずっと耳を傾けていたくなる、軽やかな掛け合いがクセになる、さや香。初めてM1グランプリで功績を残したのは2017年のことでした。当時のキャッチコピーはまさかの「ノーマーク」。そう、ノーマークの状態でM1 決勝に進出し、7位という有終の美を飾っているのです。

リベンジをかけて挑んだM1グランプリ2022の決勝舞台では、漫才のクオリティーがM1グランプリの審査員からも好評で「ノーマークだった2017年からボケとツッコミを入れ替えたりと努力をしてきて、今回とてもハマっていた」「完璧な漫才だった」「気持ちよい、美しい漫才」と、様々な審査員から最高評点を獲得する活躍ぶりでした。

小市民怒涛の叫び!ウエストランド

  • 所属事務所:タイタン
  • ニックネーム:ウエラン
  • メンバー:河本 太、井口 浩之
  • 芸風:世間に毒づく!悪口漫才
  • 受賞歴:漫才新人大賞決勝進出(2013)R-1ぐらんぷり準決勝進出(井口のみ、2016年と2020)M-1グランプリ優勝(2022)

M1 決勝で、7票中6票を獲得し堂々の優勝を飾ったウエストランド。序盤に河本さんがボソッと発する一言から、井口さんがまくし立てるように悪口を繰り広げていく「悪口漫才」で知られてきました。

アイドルやYoutuberのことをこき下ろすその芸風には賛否両論ありますが、ウエストランドがそれでも世間やM1の審査員から支持される秘訣は「常に下の立場から悪口を言うこと」に徹しているから、ともいわれています。世間で認知されていたり、人気の高い職業の人に向けて僻みを交えた悪口を発することで、そこにはアンチや批判とは全く異なる「面白さ」が生まれるのでしょう。それを、自身のキャラクターを存分に活かし実現しているウエストランドのテクニックが、M1 決勝の優勝にふさわしいと称されましたね。

まとめ

2022年も最高潮の盛り上がりを見せた、師走の名物番組・M1グランプリ。その決勝ラウンドに進んだ、日本一のお笑い芸人3組をご紹介してきました。個性豊かなトップ争いに、視聴者も目が離せない展開でしたね。最後はウエストランドが最多票を獲得し、王者の称号を手にしました。今後も最強3組の目覚ましい活躍が期待できるでしょう!

投稿者 manadia5842695