スキルアップや収入アップを目指して転職する方が増え、転職エージェントの種類も多様化してきています。
転職を始める年代や保有スキル、転職先の業種は人それぞれ。それなら転職エージェントも自分に合ったものを探したいですよね。
望み通りの転職エージェントを見つけるためには、まず「転職のいろはから丁寧に教えてほしい」、「年収アップが望める企業だけを紹介してほしい」などあなたのニーズを整理することが大切です。
そこで今回は、あなたにぴったりな転職エージェントを探し出せるよう、以下の内容をご紹介します。
- 転職エージェントとは
- 転職エージェントを利用した転職活動の流れ
- 転職エージェントの選び方
- おすすめの転職エージェント16選を徹底比較!
- 転職エージェントを活用する際に気をつけること
これさえ読めば、あなたに最適な転職エージェントがきっと見つかります。ぜひ最後までチェックしてください。
迷ったら全年齢向けの転職エージェントに登録しよう
「どの転職エージェントを選べばいいのか分からない・・・」という悩みを抱えているあなた。
結論から申しますと、迷ったら全年齢向けの転職エージェントに登録しておきましょう。おすすめの万人向け転職エージェントは以下の2つ。
リクルートエージェント | 業界最大級の非公開求人数を誇り、転職サポートが充実 |
dodaエージェント | 10万件以上の総求人数、紹介実績も多く信頼できる |
そこからさらに目指す業種や現在の年代・年収に合わせて、転職エージェントを探してみるとスムーズです。
転職エージェントも結局は「人」。キャリアアドバイザーとの相性を見ながら、最終的には1〜3つの転職エージェントに絞って転職活動を進めていくのが良いでしょう。
転職エージェントとは
転職エージェントとは採用を検討している企業に対し、人材を紹介するサービスです。プロのキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれます。
面談で保有スキルや希望条件などを伝えると、あなたに合った求人を探してくれます。
ただ求人を紹介するだけではなく、現在の悩みや将来の理想像などの相談にも乗ってくれるアドバイザー的な役割です。
中には履歴書・経歴書や面接対策までサポートしてくれる転職エージェントもあります。
転職エージェントと転職サイトの違い
転職エージェントとよく比較されるのが転職サイトです。混同されがちなので、今のうちに両者の違いを整理してみましょう。
転職エージェント | 転職サイト | |
気軽さ | △(ある程度準備が必要) | ◎(とりあえず登録して始められる) |
活動ペース | ◯(コンスタントに進められる) | ◎(自分のペースで進められる) |
アドバイス | ◎(的確なアドバイスがもらえる) | △(一部転職ノウハウあり) |
応募可能数 | △(少数に絞る) | ◎(何社でも応募可能) |
情報量 | ◎(求人に載らない案件も多数) | ◯(非公開求人あり) |
内定率 | ◎(プロのサポートで内定率も高い) | ◯(転職ノウハウを学べる) |
最大の違いは他人が求人を探すか、自分が求人を探すかです。
転職エージェントの場合はキャリアアドバイザーが求人情報を探してくれますが、転職サイトは自力で探し出す必要があります。
プロによる的確なアドバイスをもらって短期集中で転職活動に挑みたい方は転職エージェントが向いています。
一方、自分のペースで転職活動を進めたい方は転職サイトが向いていると言えるでしょう。
転職エージェントを利用した転職活動の流れ
ここで転職エージェントを利用した転職活動の流れをご紹介します。転職エージェントごとに多少の違いはありますが、大まかな流れは以下の通りです。
- WEB上で会員登録
- キャリアアドバイザーとの面談
- 案件の提案
- 応募、選考
- 内定したら退職の準備を進める
各ステップについて詳しくみていきましょう。
1.WEB上で会員登録
気になる転職エージェントがあれば、まずはWEB上で会員登録を行いましょう。基本情報もここで入力します。
登録後、転職エージェントからメールが電話が届きます。ここからもうすでにキャリアアドバイザーとやりとりする場合と、コールセンターなどが代理で連絡をとる場合があります。
このやり取りで面談日程を決めます。面談は対面のほか、電話やオンラインに対応しているところもあります。
地方から転職、あるいは地方に転職を目指す場合は電話やオンライン対応かどうかをよく確認しておきましょう。
最近は新型コロナウイルスの影響もあり、電話面談やオンライン面談主流の転職エージェントも多くなってきていますので、あまり心配しなくても大丈夫です。
2.キャリアアドバイザーとの面談
面談日程が決まればキャリアアドバイザーとの面談に進みます。
面談はキャリアアドバイザーが「あなたをどう紹介できるか」を判断する重要な場です。好印象を持ってもらえるようにきちんと対策して望みましょう。
面談では現在の仕事状況や保有スキル、希望条件などを伝えます。それに応じて、キャリアアドバイザーが求人情報を提案していくことになります。
3.案件の提案
面談中から面談後にかけ、キャリアアドバイザーからあなたにぴったりの求人情報を紹介してもらえます。
面談後に新たに求人が見つかった場合も、電話やメールで共有してもらうことが可能です。気に入った案件があればキャリアアドバイザーに伝えましょう。
案件比較・提案・応募などの煩雑な作業をキャリアアドバイザーが担ってくれるので、面接対策に集中して取り組むことができます。
4.応募、選考
キャリアアドバイザーが企業側と調整し、選考の日程が決まります。
選考は基本的に書類と面接の2つです。可能であれば、キャリアアドバイザーにお願いして事前に面接の練習をしておくと安心です。
プロの目から見たアドバイスをもらい、自信を持って面接に挑めるよう準備しておきましょう。
5.内定したら退職の準備を進める
選考が終わり、無事内定が決まったら、入社日や年収などの調整に入っていきます。
年収交渉を直接するのはかなりハードルが高いですが、転職エージェントを利用すればキャリアアドバイザーに希望を伝えて任せることができます。
内定を受け入れる場合は早めに承諾の連絡を入れ、退職の手続きを進めていきましょう。
転職エージェントの選び方
ここからは多様な転職エージェントの中からあなたにぴったりの転職エージェントの選び方をご紹介します。
転職エージェントを比較するポイントは以下の5つです。
- 得意な年代
- 現在の年収の目安
- 総求人数、質の高さ
- 提案力
- サポートの充実度
得意な年代
転職エージェントには一部を除き、得意な年代があります。ざっくりと第二新卒〜30代までの若手、30代以上のハイクラスに分けて選ぶことが可能です。
転職初心者ばかりの第二新卒向けなら、転職先の選び方や面接対策の方法をしっかり教えてもらえます。
経験やスキルを積んだ30代以上向けの転職エージェントであれば、通常の転職エージェントでは紹介できない転職先を提案してくれることもあります。
あなたに合った案件の提案やサポートを受けるためには、得意な年代に合わせて転職エージェントを選ぶのがコツです。
現在の年収の目安
現在の年収も転職エージェントを選ぶ指標になります。
転職エージェントが扱う案件には年収の目安があります。あまりに高い年収の転職先ばかりを狙ってしまうと、転職活動の失敗にもつながりかねません。
あなたの立場に合った転職エージェントを選べば、よりあなたに合った案件を紹介してくれるでしょう。
総求人数、質の高さ
総合型の転職エージェントは総じて求人数が非常に多い傾向にあります。未経験から経験者までさまざまな業界の求人が揃っているためです。
転職エージェントを選ぶ上では総求人数も大切ですが、それよりも案件の質をしっかり確認しておきましょう。
案件の質は以下の項目でチェックできます。
- 不自然に年収が高い案件ばかりが揃っていないか
- 社会的に名の通っている転職先への転職実績があるか
- 悪い口コミが多すぎないか
提案力
転職エージェントを選ぶ際に最も大切だと言えるのが「提案力」です。
提案力とはひとりひとりにぴったりの案件を探し、提案する力のこと。
人々が転職エージェントを活用する理由は自分の希望を聞き取り、多数の案件から自分に合う案件を比較し提案して欲しいからです。
残念ながら提案力はキャリアアドバイザー個人の実力で決まってしまいますので、面談してみないことにはわかりません。
実際に面談を受けた方の口コミを見て、キャリアアドバイザー全体の提案力の平均を把握しておくと良いでしょう。
もし転職エージェントの提案に不安があれば、「なぜその求人を紹介するのか」と質問しておきましょう。
サポートの充実度
最後に転職エージェントを選ぶ指標となるのは「サポートの充実度」です。
転職エージェントによっては転職をサポートするサービスを用意しているところがあります。
サポートの例としては以下が挙げられます。
- 履歴書・職務経歴書のサンプルを見ることができる
- 自分のスキルや希望を整理できる
- 職務経歴書を簡単に作成できるサービスがある
- 転職の求人倍率がわかる
- 他の人の転職体験談を見ることができる
- キャリアアドバイザーによる面接シミュレーションがある
特に初めて転職活動をする方、手厚いサポートを希望する方はサポートの充実度をチェックしておきましょう。
おすすめの転職エージェント16選を徹底比較!
ここからはおすすめの転職エージェント16選をご紹介します。
全業種が揃う総合型の転職エージェントを「全年齢向け」「20代〜30代向け」「ハイクラス向け」の3つの項目に分け、おすすめの転職エージェントを集めました。
ぜひ自分のニーズに合う転職エージェントを探してみてください。
全年齢向け
まずは全年齢向けの総合型転職エージェントです。特におすすめは5社。
詳細の説明に入る前にざっくりと比較します。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート | |
リクルートエージェント | 20〜50代 | 300〜700万円 | ◎ | ◎ | ◎ |
dodaエージェント | 20〜50代 | 300〜700万円 | ◎ | ◎ | ◎ |
パソナキャリア | 20〜50代 | 400〜700万円 | ◯ | ◎ | ◎ |
type転職エージェント | 20〜50代 | 300〜700万円 | ◯ | ◯ | ◯ |
エンエージェント | 20〜50代 | 400〜600万円 | △ | ◯ | ◯ |
こちらは転職エージェント選びに迷ったときにぜひ登録してみてください。総求人数や実績は申し分のない転職エージェントばかりです。
以下、ひとつひとつの転職エージェントについて詳しく説明します。
リクルートエージェント
「リクルートエージェント」は転職エージェント業界の最大手のひとつです。
求人数や転職支援実績が多く、求人の半数以上が非公開求人なのでキャリアアドバイザーがあなたに合った転職先を探し出してくれます。
担当者の提案力にも定評があるうえ、応募書類や面接についても事前にアドバイスをしてくれるので、自信を持って選考に進むことができます。
また、リクルートエージェントでは専用システムを活用しており、転職の進捗が一目でわかるようになっています。
そのほか、職務経歴書を簡単に作成できるシステムも備わっており、転職活動を効率的に進めることができるので便利です。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- 求人数・転職支援実績ともに最大手
- 応募書類や面接のコツを学べる
- 専用システムで転職の進捗を把握できる
またリクルートエージェントのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
20〜50代 | 300〜700万円 | ◎ | ◎ | ◎ |
dodaエージェント
「dodaエージェント」は転職エージェント業界の最大手のひとつです。
非公開求人を含むと10万件以上の求人があり、その中からキャリアアドバイザーがあなたにぴったりの求人を紹介してくれます。
キャリアアドバイザーなどの専門スタッフは提案力に定評があり、首都圏だけでなく地方の転職にも力を入れています。
応募書類の添削や面接練習などの転職サポートも充実しているので、安心して転職活動に取り組むことができます。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- 10万件以上の求人から最適な求人を選んでくれる
- 首都圏だけでなく地方の転職にも強い
- 応募書類の添削や面接練習などのサポートが充実
またdodaエージェントのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
20〜50代 | 300〜700万円 | ◎ | ◎ | ◎ |
パソナキャリア
「パソナキャリア」は丁寧なサポートに定評がある転職エージェントです。
約5万件の求人数を誇り、中でも東京・大阪・名古屋の求人が豊富。書類の添削や面接対策などフォローもしっかりしていますので、慣れない転職でも安心です。
パソナキャリアはキャリアアドバイザーとは別に、企業にヒアリングを行うリクルーティングアドバイザーがいます。そのため企業と転職希望者のミスマッチが起こりにくくなっています。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- 東京・大阪・名古屋の求人に強い
- 書類の添削や面接対策などのサポートが丁寧
- 企業と転職希望者のミスマッチが起こりにくい
またパソナキャリアのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
20〜50代 | 400〜700万円 | ◯ | ◎ | ◎ |
type転職エージェント
「type転職エージェント」は首都圏の転職に強い転職エージェントです。
総求人数は2万件とやや少なめですが、転職により年収が上がった人が7割を占めるなど年収アップ率が非常に高くなっています。
type転職エージェントには女性向けのサービスもあるため、女性でも安心して利用できます。
無料の相談会や転職向けセミナーもよく開催しているので、会員登録後すぐに面談が始まるよりも参加のハードルが低くなっています。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- 首都圏の転職に強い
- 年収アップ率が70%以上
- 女性に特化したサービスが受けられる
またtype転職エージェントのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
20〜50代 | 300〜700万円 | ◯ | ◯ | ◯ |
エンエージェント
「エンエージェント」はベンチャー企業や中堅企業に強い転職エージェントです。
転職だけでなく、アルバイトや派遣などの人材紹介も手がけるenジャパンが運営しています。
面談前には性格診断を取り入れているほか、入社後にも定期的な連絡をしてくれるなど、手厚いフォロー体制が整っています。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- ベンチャーや中堅企業に強い
- 面談前から入社後まで手厚いサポートがある
またエンエージェントのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
20〜50代 | 400〜600万円 | △ | ◯ | ◯ |
20代〜30代、第二新卒向け
次にご紹介するのは20代〜30代の若手向けの転職エージェントです。
第二新卒と呼ばれる20代前半の転職希望者や30代までの若手には転職初心者も多く、転職の流れやコツを丁寧に教えてくれるサポート体制の整った転職エージェントがおすすめです。
特におすすめは5社。以下、詳細の説明に入る前にざっくりと比較します。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート | |
マイナビエージェント | 20代 | 300〜500万円 | ◯ | ◯ | ◎ |
ハタラクティブ | 20代 | 300〜500万円 | △ | △ | ◎ |
UZUZ | 20代 | 300〜500万円 | △ | ◯ | ◎ |
就職Shop | 20〜30代 | 300〜500万円 | △ | ◯ | ◎ |
DYM就職 | 20〜30代 | 300〜500万円 | △ | ◎ | ◎ |
マイナビエージェント
「マイナビエージェント」は20代前後の若手に特化した転職エージェントです。
中小企業の案件が多く、第二新卒のための独占案件も豊富。キャリアアドバイザーの年層も若く、レスポンスが非常に早いため、若い転職希望者にはぴったりです。
応募書類の添削や模擬面接まで、内定獲得のためのサポート体制が整っています。
おすすめのポイントは以下の通りです。
20代、第2新卒に特化した転職エージェント
同年代のキャリアアドバイザーと二人三脚で進める
応募書類の添削や模擬面接などのサポートあり
またマイナビエージェントのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
20代 | 300〜500万円 | ◯ | ◯ | ◎ |
ハタラクティブ
「ハタラクティブ」は未経験でも挑戦できる求人が揃った転職エージェントです。
総求人数は少ないですが、未経験特化型のためキャリアに自信がない方には特におすすめです。
応募書類の添削や面接練習などの丁寧なサポートが受けられることに定評があります。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- 未経験者向けの求人が揃っている
- 応募書類の添削や面接練習などのサポート充実
またハタラクティブのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
20代 | 300〜500万円 | △ | △ | ◎ |
UZUZ
「UZUZ(旧ウズキャリ)」は社会経験が浅い20代の転職に特化した転職エージェントです。
未経験者でもOKの求人も揃っているので、経歴に自信がない方にもおすすめです。ただし、キャリアアップ向けの求人には乏しいので注意。
また、IT・Web業界の求人数にも力を入れているため、さまざまな業種にチャレンジできます。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- 社会経験が浅い20代向け
- 未経験者でも挑戦可能な求人が揃っている
またUZUZのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
20代 | 300〜500万円 | △ | ◯ | ◎ |
就職Shop
「就職Shop」は第二新卒やフリーターに特化した転職エージェント。リクルート社が運営しているので安心です。
未経験者向けの求人も多数あり、書類選考なく挑戦することができます。また、載っている求人はいずれも就職shopが直接取材した企業です。
未経験から正社員を目指したい方におすすめ。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- 第二新卒やフリーターに特化
- 未経験者から正社員を目指す方におすすめ
また就職Shopのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
20〜30代 | 300〜500万円 | △ | ◯ | ◎ |
DYM就職
「DYM就職」は既卒やニート、フリーターに強い転職エージェントです。一度失敗したことがある方でも安心して転職活動を任せることができます。
未経験者でも挑戦できる案件が多く、書類選考なく面接に進めます。
応募書類の作成や面接指導、服装などのアドバイスまで手厚いサポート体制が整っています。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- 既卒やニート、フリーターに特化
- 未経験者向けの求人が揃っている
- 応募書類の作成、面接指導など手厚いサポート
またDYM就職のスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
20〜30代 | 300〜500万円 | △ | ◎ | ◎ |
ハイクラス、30代以上
30代から転職を考えるならこれまでのスキルや立場を最大限生かせるハイクラス転職が良いでしょう。
年収800万円以上の高年収案件やエグゼクティブ待遇の案件が揃っているほか、ヘッドハンターからのスカウトを受けることができます。
レベルの高い案件に狙いを定めて転職活動を進めたい方におすすめです。
詳細の説明に入る前に、特におすすめの6社をざっくりと比較します。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート | |
JACリクルートメント | 30〜50代 | 600〜900万円 | ◎ | ◎ | ◯ |
ビズリーチ | 30〜50代 | 600〜900万円 | ◎ | ◯ | △ |
キャリアカーバー | 30〜50代 | 600〜900万円 | ◯ | ◎ | △ |
コンコード | 30〜50代 | 600〜900万円 | △ | ◎ | ◯ |
クライスアンドカンパニー | 20〜50代 | 600〜900万円 | ◯ | ◎ | ◯ |
ランスタッド | 30〜50代 | 800万〜 | △ | ◎ | ◯ |
JACリクルートメント
「JACリクルートメント」は年収800万円以上を目指す方向けの転職エージェントです。
得意とするのは管理職・専門職・ミドル・ハイクラスの転職です。800人を超えるプロが転職活動をサポートしてくれます。
国内大手企業や外資系の高待遇な案件が用意されています。スキルや経歴に自信があり、さらに上を目指したい方におすすめです。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- ハイクラス案件に特化
- 年収800万円以上を目指す方向け
- 案件の質はトップレベル
またJACリクルートメントのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
30〜50代 | 600〜900万円 | ◎ | ◎ | ◯ |
ビズリーチ
「ビスリーチ」は年収1000万円以上を目指す方向けの転職エージェントです。
管理職や専門職、リーダーメインの案件が多数揃っています。ヘッドハンターの登録数も多く、一流企業のスカウトを受けることもあります。
求人の量や質は高いですが、サポート体制はあまり整っていません。転職初心者の方は他の転職エージェントとの併用をおすすめします。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- 年収1000万円以上を目指す方向け
- ヘッドハンターからスカウトを受けることも可能
- 求人の量や質はトップレベル
またビズリーチのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
30〜50代 | 600〜900万円 | ◎ | ◯ | △ |
キャリアカーバー
「キャリアカーバー」はリクルートキャリアが運営するハイクラス向けの転職エージェントです。
年収800万〜2000万円の求人が揃っており、ヘッドハンターからのスカウトも期待できます。
転職エージェントを選ぶ上での懸念事項は担当者と合うかどうかですが、キャリアカーバーでは担当者を選択可能なので安心です。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- リクルートキャリアが運営
- 年収800万〜2000万円の求人が揃っている
- 担当者選択サービスあり
またキャリアカーバーのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
30〜50代 | 600〜900万円 | ◯ | ◎ | △ |
コンコード
「コンコード」は未来を作るリーダーのための転職エージェントです。
転職エージェントのほか、大学でのキャリア教育やスタートアップ支援も行っています。
エグゼクティブ向けにコンサルタントや投資銀行、IT企業、外資系企業などの転職支援を得意としています。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- エグゼクティブ向けの転職支援
- コンサルタントや投資銀行、IT企業、外資系企業などが得意
またコンコードのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
30〜50代 | 600〜900万円 | △ | ◎ | ◯ |
クライスアンドカンパニー
「クライスアンドカンパニー」は30代以上の転職を中長期的にサポートしてくれる転職エージェントです。
年収800万円以上のハイクラス求人がメイン。スキルや経験によっては年収2000万円以上の求人にチャレンジすることもできます。
国家資格を持つキャリアコンサルタントが転職をサポートしてくれます。3〜5年後を見据えたキャリア形成にも対応。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- 国家資格を持つキャリアコンサルタントがサポート
- 年収800万円以上を目指す方向け
- 3年〜の中長期的なキャリア形成にも最適
またクライスアンドカンパニーのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
20〜50代 | 600〜900万円 | ◯ | ◎ | ◯ |
ランスタッド
「ランスタッド」はオランダに本社を持つ、世界最大級のグローバルな転職エージェントです。
1000万円以上の求人を5000件以上も備えており、大手企業からスタートアップまで様々な企業に挑戦することができます。
全国に拠点を展開しており、地方への転職を目指す方にもおすすめです。
おすすめのポイントは以下の通りです。
- 世界最大級のグローバルな転職エージェント
- 1000万円以上の求人多数
- 全国に拠点展開
またランスタッドのスペック表は以下の通りです。
年代 | 現在の年収 | 求人数、質 | 提案力 | サポート |
30〜50代 | 800万〜 | △ | ◎ | ◯ |
転職エージェントを活用する際に気をつけること
気になる転職エージェントが決まったら、会員登録に進みますが、その前に注意点をご説明します。
転職活動をスムーズかつ有利に進めるためにも、以下の点に気をつけましょう。
- 最初の面談時は対策をする
- 合わない転職エージェントに時間を使わない
- 転職エージェントだけでなく自分でも情報収集する
- 退会時はきちんと手続きをする
最初の面談時は対策をする
最初の面談は非常に重要です。
キャリアアドバイザーは企業と転職希望者の橋渡しをしてくれますが、転職希望者を評価する最初の人事だとも言えます。
相手の企業にとっても良い採用となるよう人を選んで紹介しなければならないので、面談時の態度である程度ふるいにかけられます。
とは言っても、変にかしこまる必要はなく、自然体で構いません。服装も無難にスーツかオフィスカジュアルにしておきましょう。
繰り返しますが、最初の面談は重要です。以下のような対策をしてから望むことをおすすめします。
- 自分の希望を明確にする
- 正確な年収や経験を伝えられるように整理する
- 企業や転職エージェントの悪口は言わない
- 希望条件は素直に伝えて、アドバイスをもらう姿勢を見せる
合わない転職エージェントに時間を使わない
転職活動は現職の合間をぬって進めなければならないので、自分の自由な時間を利用することになります。
大切な時間を無駄にしないためにも、1、2回面談を重ねてみて「合わない」と感じたキャリアアドバイザーには時間を使わないことをおすすめします。
もし合わないキャリアアドバイザーがいる場合は、転職エージェントに相談して担当を変えてもらうか、転職エージェント自体を変えるようにしましょう。
転職エージェントだけでなく自分でも情報収集する
転職活動をスムーズに進めていくには転職エージェントに頼りきりではなく、自分自身でも情報収集をするようにしましょう。
キャリアアドバイザーからの情報だけでは会社の実態を把握することは難しいです。社内の働き方や給与・評価体系など生の情報を得るには口コミサイトが最適です。
生の情報はその企業で働いている人、もしくは働いたことがある人から得られます。転職後に後悔しないよう、徹底的に情報収集をしましょう。
おすすめの口コミサイト
情報収集におすすめのサイトは以下の3つです。
- OpenWork・・・会社ごとの評価がスコア化された定番口コミサイト
- 転職会議・・・正社員から契約社員まで幅広い口コミが見られるサイト
- JobQ・・・キャリアや転職に特化した匿名相談サービス
退会時はきちんと手続きをする
忘れがちなのが転職エージェントを退会する時の手続きです。
転職が決まったり、転職を断念したり、別の転職エージェントに乗り換えたりする場合、利用をやめる転職エージェントの退会手続きはきちんと済ませましょう。
うっかり忘れて放置すると、稀に個人情報が流れてしまうことがあるので注意が必要です。
転職エージェントに関してのよくあるQ&A
では最後に転職エージェントに関してよくあるQ&Aをまとめて整理しておきましょう。
転職エージェントに費用はかかるのか
転職希望者が転職エージェントの利用するのに費用や料金はかかりません。会員登録をすれば、求人の紹介や給与交渉などのサポートを無償で行ってくれます。
ではなぜ転職エージェントは無料で利用できるのでしょうか。転職エージェントは採用が決定した場合にのみ、企業側から年収の何割かの手数料を受け取っています。
あなたが採用されることが転職エージェントの収入につながるので、惜しみなくサポートしてくれるという仕組みになっています。
複数の転職エージェントに登録するべきか
結論から申し上げますと、転職エージェントは最終的に1〜3社に絞って活用することをおすすめします。
必ずしも複数の転職エージェントを活用する必要はありませんが、初めのうちはいくつかの転職エージェントに登録して比較するとより良い選択ができます。
複数の転職エージェントに登録する最大のメリットとしては多くの求人情報を得られることです。
転職エージェントによって取り扱う求人は異なりますので、複数の転職エージェントを利用すればより良い案件を見つける上では有利に働きます。
とはいえ、人によっては複数の転職エージェントと面談スケジュールを合わせることが難しいこともあるでしょう。その場合は無理に掛け持ちせずに一つに絞って構いません。
転職エージェントをうまく活用して転職活動を有利に進めよう
ここまでおすすめの転職エージェントとその活用方法をご紹介しました。気になる転職エージェントがあれば、まずは会員登録して面談をしてみることをおすすめします。
転職エージェントは得意分野やサポート内容をきちんと比較して選び、転職活動を有利に進めましょう。あなたの希望通りの転職先が見つかりますことを願っております。