SUI(スイ)の特徴は?今後の見通しや購入できる取引所について解説

SUI(スイ)の特徴は?今後の見通しや購入できる取引所について解説

日本語の水に由来する名前を持つ仮想通貨、「SUI(スイ)」をご存知ですか?2023年にローンチされたばかりの、まだまだ新しい仮想通貨ですが、日本語に由来していると聞くと、ちょっと親近感が湧きますよね。

そこで、今回はこのSUIという仮想通貨や特徴、SUI(仮想通貨)の将来性を解説します。近年では匿名取引所の注目により、SUIが購入できる取引所についても気になる方が多いのではないでしょうか。特徴や将来性に加えて、SUIを購入できる取引所についても解説していきます。

目次

SUIという仮想通貨について

SUIは仮想通貨であり、ブロックチェーン全体も指します。そんなSUIは、元Meta社の開発エンジニアの手によって生み出されました。このメンバーがSUIの開発元のMysten Labsを創設しています。

名前の由来

冒頭で述べたように、仮想通貨名称でもある「SUI」は日本語の「水(スイ)」をモチーフにしており、「水のように流動的で柔軟に姿を変える」というのが、名前の由来となった理由なのだとか。このプロジェクトは、分散型アプリケーションの流動性や柔軟性が意識され設計されているのだそうです。

SUIの基本情報

仮想通貨名称SUI(スイ)
ティッカーシンボルSUI
ローンチ時期2023年5月
コンセンサスアルゴリズムDPoS(デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク)
発行上限10,000,000,000 SUI
価格(※2024年12月12日現在)737.24円
時価総額(※)2,158,081,832,402.96円
時価総額ランキング(※)16位

SUI仮想通貨の特徴

続いて、SUI仮想通貨の将来性にも重要となる、特徴を解説していきましょう。

高速かつ低コストで取引が可能

SUIは、イーサリアム(ETH)と比較しても高い処理能力を持っています。処理できる取引(トランザクション)は1秒間で12万件です。これにより、高速かつ低コストで取引が可能です。また、次世代のネットワークと言われているweb3にも、対応できる高い処理能力も有している上にDappsの展開や開発も可能です。

取引の平行処理能力が高い

SUIは、DAGというデータ構造のおかげで平行処理能力が高く、ブロックの生成や署名、認証スピードは早く、安定性も保つことに成功しています。また、既存の仕組みと比べると、なんと10倍の処理能力を実現させています。

プログラミング言語は「Sui Move」

SUIは、「Sui Move」という独自のプログラミング言語を使用しています。

Sui Moveは、META社で開発されたMoveという言語の改良進化版であり、オブジェクト中心のデータモデルを採用しています。

既存のデータモデルはアドレス中心だったので、コピーや改ざんなどの不正が発生してしまうリスクがありました。ところが、SUIの場合オブジェクト自体を移動させるため、オブジェクトの所有者が変わるという状態になります。そして所有者のみが、オブジェクトへアクセスでき、操作を行えます。アクセスできるユーザーを限定することで、リスク回避とセキュリティ向上を可能にしました。

そのため、SUIは他と比較した場合、より安全性が高いといえます。

SUI仮想通貨の将来性

SUIがローンチされてから1年半が経過したところですが、すでにSUIのプラットフォームからは、新しいDApps(分散型アプリ)が生まれています。また、SUIのDeFiに預けられている資産の量は、すでに多くのユーザーに利用されていてトップ10にも入っているほどです。今後もSUIは、市場規模を拡大させて行く可能性が高いでしょう。

また、SUIは複数の企業と提携を結んでおり、これによりSUIの認知度や有名企業との連携という信頼性は、ぐんぐん伸びて行くでしょう。連携企業は、Alibaba CloudやBinance Labs、電通グループなどを始め、まだまだ他にも連携企業があります。これらを踏まええもSUI仮想通貨の将来性はかなり明るいと言えるでしょう。

SUIを購入できる取引所は?

SUIは、人気の仮想通貨なので、国内外の仮想通貨取引所で購入できますが、ここでは主な国内取引所をご紹介しましょう。

  • OKコインジャパン(OK Coin Japan)
  • ビットトレード(BitTrade )
  • ビットポイント(Bit Point)

中でもOK コインジャパンのみ、 ステーキングの扱いがあります。今回ご紹介はしていませんが、海外の主要取引所でもSUIの購入ができます。

まとめ

SUI仮想通貨や、SUI仮想通貨の将来性などを解説してきましたがいかがでしたか?日本語の水が由来のSUI、その流動性や柔軟性で様々なプロジェクトに姿を変え、仮想通貨市場を牽引する仮想通貨のひとつになるのが楽しみですね。

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