金継ぎは自分でできる?依頼するときの相場は?どこでできるかも調査

金継ぎは自分でできる?依頼するときの相場は?どこでできるかも調査

金継ぎを自分で行う方法について解説します。金継ぎは、欠けてしまった器を漆で修復する方法のことです。一般的には専門業者に依頼することができますが、最近では金継ぎを自分でできるキットが販売されており、大切な器を自分で修理する人が増えてきているそうです。金継ぎを自分で行うにはどのような準備が必要なのか、また依頼するにはどうすれば良いのか、調べてみました。大切な器を修復したい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

金継ぎは自分でできる?

金継ぎは、自分で行うことができます。割れてしまったり、欠けてしまったりしたお皿を元通りに修復するだけでなく、新たな見た目に生まれ変わり、また違った表情を見せてくれるかもしれません。自分で修復したお皿はさらに愛着が湧き、より大切に使いたいと思えるかもしれませんね。それでは、金継ぎを自分で行う際の準備や方法についてご紹介します。

金継ぎを自分でするときの準備

金継ぎを自分でするときに準備するものは、セットで売られている金継ぎキットです。ZUTTOハンズなどで販売されていますので、お好みのものを購入しておきましょう。なお、ボンドや造形パテなどをバラで購入することもできますが、キット1つに必要なものがすべて含まれていますので、初心者さんはキットを購入されることをおすすめします。

金継ぎを自分でするときの方法

金継ぎを自分でするときの方法として、ここでは一般的なキットを用いた基本的なやり方を解説していきます。詳しい手順は、各キットの説明書や動画解説を参考にしてみてくださいね。

  1. 割れた部分、欠けた部分を漆で接着する
  2. 錆漆で修復箇所を平らにならす
  3. 筆で漆を塗る
  4. 仕上げに金粉をまく

【参考サイト:キナリノ

この手順の合間に、漆を乾かす工程が入りますので、完全に修復作業が完了するまでは数週間かかることがあります。

金継ぎを依頼するときの相場は?

金継ぎを依頼するときの相場は、基本の作業料金と仕上げ料金という形で決まります。主に破損の種類(ヒビ・欠け・割れ)と破損の数、そして器のサイズを見て、見積もりを出してもらいましょう。相場は、欠け程度であれば3,000円程度から対応している業者があります。割れになると5,000円を超えてくるようです。破損個所が大きい(真っ二つに割れているなど)場合、また逆に細かく割れてしまっている場合、料金が高くなることがあります。

金継ぎの依頼はどこでできる?

金継ぎを依頼するには、金継ぎの専門業者に問い合わせることができます。金継ぎを教えている教室でも、割れた器を持ち込めば修復に対応してもらえることがあります。基本金継ぎ協会では問い合わせに対応していますので、気になったら公式サイトを見てみてくださいね。最近では、無印良品でも金継ぎのサービスを始めたそうです。

また、日本最大のスキルマーケット「ココナラ」でも金継ぎサービスを販売していることがあります。

まとめ

金継ぎを自分で行う方法、また依頼する際の相場についてお伝えしました。金継ぎは自分でできるイメージがないかもしれませんが、最近では手軽に挑戦できるキットが売られています。SDGsを意識した取り組みの一環で、大切なお皿を長く使う人が増えてきているということですね。プチプラの食器も豊富にありますが、お気に入りの食器を大切に使うだけで、食生活が自然と丁寧で楽しいものになりそうですね。お手元に修理したい食器がある方は、ぜひ金継ぎを自分で行ってみてはいかがでしょうか。

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