大河で一躍注目!梨園のサラブレット・市川染五郎の気になる家系図は?

現在放送中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で木曽義仲の嫡男・源義高役を演じ、美し過ぎると話題になっている歌舞伎役者の八代目 市川染五郎さん。源義高は、12歳の時に人質として鎌倉の頼朝のもとに送られ、父の死後は政争の末に討たれるという悲劇的な役柄でした。市川染五郎さんは5話にわたっての出演のみでしたが、5月1日の最後の出演回で義高が死を迎えた後はSNS上に多くの「義高ロス」を訴える書き込みが寄せられました。

端正な顔立ちと凛々しい佇まいで「イケメン」「美少年」と称され、一躍有名となった市川染五郎さんは、歌舞伎の名門の出身です。そこで今回は、市川染五郎さんのプロフィールや経歴、家系図や出身校ついてまとめてみました。

目次

八代目 市川染五郎のプロフィールと経歴!

  • 本名:藤間 齋(ふじま いつき)
  • 生年月日:2005年3月27日
  • 年齢:17歳
  • 出身地:東京
  • 血液型:AB型
  • 身長:175cm
  • 屋号:高麗屋
  • 襲名歴:四代目 松本金太郎/八代目 市川染五郎(いちかわ そめごろう)

七代目 市川染五郎 息子として、東京都で生を享ける。2007年6月、2歳のときに歌舞伎座『侠客春雨傘』で初お目見えを果たしました。2009年6月3日、歌舞伎座『門出祝寿連獅子』の孫獅子で初舞台を踏み、四代目松本金太郎を襲名します。そして2018年1月2日、高麗屋三大襲名披露興行である『壽 初春大歌舞伎』において、八代目 市川染五郎を襲名しました。

歌舞伎以外での活躍としては、2013年にNHK BSプレミアムの『妻は、くノ一』第5回放送で父と映像作品での初共演を果たし、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に源義高役として出演。また、2021年に公開された劇場アニメ『サイダーのように言葉が湧き上がる』では、主人公・チェリー役を務め、声優としてのデビューも果たしています。

八代目 市川染五郎の華麗なる家系図!

歌舞伎の名門・高麗屋出身の市川染五郎さんですが、ご家族ももちろん歌舞伎役者です。その気になる家系図をご紹介します。

父・十代目松本幸四郎(まつもと こうしろう)

かつては「歌舞伎界のプリンス」とも呼ばれた、松本幸四郎さん。古典から復活狂言、新作歌舞伎にも挑戦し、二枚目から実悪、色悪、女方までこなす豊かな演技力が魅力の歌舞伎役者です。また、父・二代目松本白鸚と同じく万能型であり、歌舞伎以外にも舞台、映画、テレビドラマ、バラエティーなど、多方面で活躍されています。

母・藤間園子(ふじま そのこ)

一般人である母・園子さんですが、実家は不動産投資や高級外車ディーラー、レストラン経営など幅広い事業を展開している資産家と言われています。園子さんは高校卒業後、聖心女子専門学校英語科へ進学し、卒業後はアメリカのコロンビア大学へ留学。そして最終学歴はマンハッタン音楽院ジャズ科となることから、学歴からも実家が裕福であることが推測できます。

妹・松田美瑠(まつだ みる)

2歳年下で、現在15歳の松田美瑠さん。松田美瑠は芸名で、本名は藤間薫子(ふじま かおるこ)です。2012年8月、美瑠さんが5歳のときに国立劇場で行われた『第十回松鸚会 宗家松本幸四郎古希記念舞踊公演』にて舞台デビューを果たしました。この舞台の途中、父・松本幸四郎(当時は市川染五郎)さんは、舞台の迫から奈落に転落し、右手首複雑骨折の重傷を負ったことで大変話題になりました。美瑠さんは現在、舞台を中心に活動されています。

祖父・二代目松本白鸚(まつもと はくおう)

松本白鸚さんは、九代目松本幸四郎として長く知られていました。その活躍は歌舞伎だけにとどまらず、ミュージカル、舞台、映画、テレビドラマ、CMなど、幅広く活動をされています。特にミュージカルでは日本最多の主演回数を誇り、日本ミュージカル界を牽引する俳優の一人です。また、数々の受賞歴を持ち、文化功労者、紫綬褒章なども受賞しています。

祖母・藤間紀子(ふじま のりこ)

福岡県福岡市の医師の家庭に生まれた紀子さんは、福岡女学院高等学校を経て、慶応義塾大学文学部を卒業されています。高麗屋の女将として高麗屋を陰で支え、株式会社松本幸四郎事務所の社長も務める実業家でもあります。これまでに3冊の本も出版されています。

伯母・松本紀保(まつもと きお)

女優である松本紀保さんですが、日本舞踊松本流の名取で「松本幸紀」の名も持っています。父・松本白鸚さんが出演する舞台『アマデウス』やミュージカル『ラ・マンチャの男』の公演では、数回演出助手として参加しています。テレビドラマや舞台を中心に活動されています。

叔母・松たか子(まつ たかこ)

日本舞踊松本流名取、初代「松本幸華」の名も持つ松たか子さん。日本を代表する女優と言っても過言ではありません。木村拓哉さんと共演したフジテレビ系列の月9ドラマ『ロングバケーション』、『ラブジェネレーション』、『HERO』は30%前後の高視聴率を記録。映画、舞台、テレビドラマ、ナレーション、CM、また歌手としても22枚のシングルを発売されている活躍ぶりです。最近では劇場アニメとなる『アナと雪の女王』の日本語吹き替え版で主演・エルサ役を務め、老若男女問わず人気を得ています。

華麗なる一族に生まれた八代目 市川染五郎の出身校!

先の家系図では祖父までの紹介でしたが、人間国宝である初代・松本白鸚さんを曽祖父に持つなど、芸能一家に生まれた市川染五郎さん。そんな市川染五郎さんの出身校が気になったので調べてみました。

都内の有名私立大付属の一貫校出身?!

市川染五郎さんは幼稚園から名門・青山学院に通っていたと言われています。しかし、青山学院高等部3年生への進級を前に、中退されたとのことです。声優やモデルなど歌舞伎以外の仕事も増え、またNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の撮影もあり多忙を極め、進級に必要な出席日数と成績に届かなくなったことで中退を選択したと言われています。

同じ歌舞伎役者の市川海老蔵さんは、芸能活動を優先させるために青山学院高等部から堀越高校に転校していますが、市川染五郎さんはそのような選択はせずに芸能活動一本に絞ったところに強い決意を感じますね。

芸能人の子供が多く通う青山学院!八代目 市川染五郎の同級生は?

市川染五郎さんの青山学院時代の同級生には、元プロ野球選手で現在はタレントとしても活躍されている長嶋一茂さんの双子の娘さんがいます。青山学院幼稚園から一緒だそうで、家族ぐるみのお付き合いが続いているようです。また、元横綱の日馬富士さんの娘さんも同級生と言われています。

まとめ

今回は大河で一躍注目!梨園のサラブレット・市川染五郎の気になる家系図は?ということで、市川染五郎さんの経歴や家系図、出身校についてまとめてみました。

市川染五郎さんのご家族は歌舞伎一家というよりも芸能一家という印象が強いですね。父・松本幸四郎さん、祖父・松本白鸚さん、叔母・松たか子さんは、日本の舞台作品や映像作品には欠かせない俳優です。歌舞伎界出身でここまで様々なジャンルで活躍されている方々は他にいないのではないでしょうか。現在市川染五郎さんは声優やモデルにも挑戦していますが、これらはご家族の影響が大きいのかもしれません。

また、人懐っこい印象の父・松本幸四郎さんとは異なり、クールな印象の市川染五郎さん。父や祖父とは違った魅力で、モデルやファッションの分野などでの活躍も期待できそうですね。市川染五郎さんのさらなる飛躍を願っています!

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