パートとアルバイトの違いは?有給は取れる?日数や条件を徹底解説

パートとアルバイトの違いは?有給は取れる?日数や条件を徹底解説

パートとアルバイトの違いを知っていますか?普段、私たちは何気なくパートとアルバイトという言葉を使っています。大きな違いを考えずに発することもあり、意外と違いについて知っている人は少ないかもしれません。転職エージェントでは説明されることがあるかもしれませんが、意外と一般社会では知ることのないパートとアルバイトの違いについて、正確な情報を把握しておきましょう!

目次

パートとアルバイトの違いは?

パートとアルバイトの違いについてですが、実は法律上の違いはありません。どちらも「パートタイム労働者」に分類され、定義は「1週間の所定労働時間が、同じ事業所に雇用されている正社員などと比べて短い労働者」となります。

しかし、求人情報に記載されている内容を見るとパートとアルバイトが明確に分かれていることがありますよね。この場合、その企業がその企業が独自のボーダーラインを設けて、パートとアルバイトを分けて考えているとされていますよ。

パートとアルバイトの違いは「言語」

パートとアルバイトの違いは、まずその呼び方ですよね。

パートは英語の「part-time job」から来ています。英語では「part-time job」と「full-time job」という言葉が一般的に用いられており、カタカナ語として日本でも使われるようになりました。

【参考サイト:ENGLISH JOURNAL

そしてアルバイトの語源は、ドイツ語の「arbeit」です。学生が、学業のかたわら収入を得ることを「アルバイト」と呼んだことが始まりとされ、現在では学生が働くことをアルバイトと言うようになりました。

【参考サイト:マイナビ子育て

有給が取れるのはどっち?

パートとアルバイトの違いの中でも気になるのは、有給が取れるのかどうかということではないでしょうか。実は、パートとアルバイトは法律上の違いがないので、どちらの雇用形態であっても有給を取ることができます。しかし、企業が独自のラインを設けてパートとアルバイトを違うものとして扱っていることもありますので、その場合は企業の規則に従いましょう。

労働基準法によれば、パートとアルバイトが有給を取れる条件は以下の通りです。

  • 働き始めてから半年経過していること
  • その期間内の労働日のうち8割以上出勤していること

【参考サイト:厚生労働省

社割が受けられるのはどっち?

パートとアルバイトの違いの中で、社割が受けられるのはどちらなのでしょうか?実は、社割に関しては企業や勤め先が独自で提供しているものなので、対象者や条件は会社によって違います。社割のほかにも、まかないや住宅手当、交通費なども、パートとアルバイトの違いではなく会社によって異なるルールが定められているでしょう。

実は禁止されているパートとアルバイト「待遇差」

パートとアルバイトに違いはなく、企業によって待遇を分けているケースがあるとお伝えしました。しかし、実はパートとアルバイトの待遇に違いを設けることは、基本的に禁じられています。2020年に「パートタイム・有期雇用労働法」が施行され、不合理な待遇差を設けることが禁止されるようになりました。給与や福利厚生などが明らかに違う場合、そして納得できない場合には、行政に相談することもできるそうですよ。

まとめ

パートとアルバイトの違いについて解説しました。パートとアルバイトに法律上の違いはありませんが、企業によって待遇を分けているケースがあります。不条理な待遇差をつけることは法律で禁じられていますので、あからさまに扱いが違う企業に出会ったら、就労を考え直した方が良いかもしれませんね。

パートとアルバイトはそれぞれ違う言語に由来しており、呼び名が複数あってややこしいですが「短時間で働きたい」「未経験でも業界に入りたい」という希望があれば、パートやアルバイトの求人を利用してみてくださいね。

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