ゴールドの価格は、2024年も上昇すると見込まれています。ゴールドは長期的に見ると、昭和時代から常に価格が上がってきました。
また2024年ではアメリカ大統領選やウクライナ侵攻などの影響でゴールド 取引における値動きが変わるとされています。
以下ではゴールドの動向を変える2024年の世界的な要因とともに、各要因に対応する戦略についてご紹介しましょう。
1. アメリカ大統領選
2024年11月5日にアメリカ大統領選挙が実施される予定です。現時点では、前大統領のトランプ氏、現大統領のバイデン氏、無所属のケネディ氏が立候補。
誰が大統領に選ばれるかによってアメリカの政治は大きく変わります。
トランプ氏はリードしているもののスキャンダルや問題発言がたびたび注目されている人物です。バイデン氏もケネディ氏も高齢であることから、いずれの大統領でも不安要素があります。
そのため普段から各立候補者に対する国民の支持や世界の意見をリサーチしつつ、次期アメリカ大統領が選ばれる日の値動きをチェックしてください。
2. ウクライナ侵攻
ロシアのウクライナ侵攻は、2022年2月24日から始まり、2024年3月現在でも続いています。
侵攻を終わらせるために、アメリカは、ロシアとの銀行設立や輸出入などを制限。さらには2024年1月16日に二次制裁(ロシアと提携がある第三国企業との制限)を加えることも報告しました。
この処置によりウクライナ侵攻が終われば、次はウクライナといった国の復興作業に資金や時間が充てられます。
アメリカやそのほかの国も、ウクライナ復興に資金を充てる見込みです。そのため、自国の財政に対する不安がゴールドの購入につながる可能性もあるでしょう。
またウクライナ侵攻が続けばゴールドの価値は上がります。そのためいつ侵攻が終わるのかに注目してみてください。
侵攻後も立て直しにどれだけの国がどれぐらいの規模で助けるのかによって、ゴールドは上がりする可能性があります。