1997年に週刊誌少年ジャンプにて連載が開始された『ワンピース』。海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィが「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマンです。2022年8月には、全世界累計発行部数が5億1000万部を突破している大人気作品でもあります。近年では実写ドラマ化されるなど、常に話題を集めています。そんなワンピースのキャラクターを使って、最大4人vs4人で対戦できる本格アクションゲームが『ワンピース・バウンティラッシュ』です。3Dで表現されたワンピースの世界で、フィールドを駆け巡りながらチームで勝利を目指す内容となっています。
基本ルール
バウンティラッシュは、初心者にとってキャラクター育成などのハードルが高く、何も知らないと攻略が難しいゲームとも言われています。最近ではすでに強力なキャラクターを備えたバウンティ ラッシュ アカウントを購入して効率的にゲームをプレイするユーザーも登場していますが、ここではまずは基本的なルールを確認していきましょう。
バウンティラッシュのメインである「リーグバトル」では、全国のプレイヤーと4人vs4人のリアルタイムバトルを行います。1試合最大3分間で、フィールド上には5本の旗(お宝)がたっており、制限時間終了時に5つ全てのお宝をゲットするか、ゲーム終了時点で3つ以上のお宝を確保しているチームが勝利する、というのが基本的なルールになっています。気をつけたいのが、敵を全滅させても勝ちにはならないという点。バウンティラッシュには「リスポーン」というキャラクター復活システムがあるため、一定時間経過すれば倒した敵が出撃地点から再登場するのです。つまり、あくまでもより多くの旗を取った方が勝つゲームだということを覚えておきましょう。
キャラクターの役割を理解しよう
どんなゲームのキャラクターでも、その性質から人気があるものですが、バウンティラッシュのキャラクター達も、それぞれスタイルによって役割があります。たとえば、攻撃力に優れ、敵を倒すことを役割としているのが『アタッカー』です。このキャラクターの場合、バトルの勝敗に直結する旗取り役のゲッターに対して攻撃を仕掛け、旗を奪いにくくするのがおすすめの使い方です。また、アタッカーは敵の旗エリアにいる際に有利効果が発動する特性を持つキャラクターも多いため、積極的に敵陣に切り込んでいくこともできます。一方、防御力に優れており、自チームが獲得したお宝ゲージをためることを役割としているのが『ディフェンダー』です。お宝ゲージを最大までためると、敵が旗を抜くまでに要する時間も長くなるため、勝利へのチャンスを広げることができます。そして、移動速度に優れ、旗を取りに行く役割を担うのが『ゲッター』です。この他にも、キャラクターには原則として赤・青・緑の中から1つの属性が割り当てられており、それぞれ有利・不利の関係にあります。つまり、赤属性は緑に強く、緑属性は青に強い、そして、青属性は赤に強いとなっているので、バトル中は敵キャラと自分の相性を必ずチェックする必要があります。
こうしたキャラクターの性質は、『ONE PIECE』ファンの方々の期待に応えたいというゲーム制作者側の熱意の表れでもあります。世界観の再現にこだわりをもち、キャラクターらしさを構成する要素が、ゲームの中でも活かされているのです。