カジノゲームのバカラ、ルーレット、ブラックジャックを始めとしたボードゲームを攻略するためには戦略的な方法を取ることが必要です。多種多様な戦略のひとつに「一回の勝ちでそれまでの損失額をすべて取り返せる」という特徴を持つと言われる攻略方法があります。その名は「ココモ法 」。その特徴から一部のギャンブラーから愛されている戦略であり、条件さえ満たせば競馬や競艇などのレース賭博にも効果を期待できる方法です。今回はそのココモ法の基本や、メリットとデメリット等について解説していこうと思います。
ココモ法とは?
ココモ法とは、攻略法のひとつで「マーチンゲール法」を素に変化させた攻略法です。マーチンゲール法では、負けた時に賭け金を2倍にしていきますが、ココモ法では前回と前々回のゲームの合計を賭けていきます。
ルーレットのダズンベット(1~12、13~24、25~36というエリアに賭けること
)やコラムベット(ベットエリアの同じ列に並んでいる12の数字に賭けること
)、それから大小(シックポー)など3倍配当のゲームにのみ有効な攻略法です。ココモ法はシンプルで難易度が低いルールで、「勝ったら賭け額を増やし、負けたら賭け額を減らす(ネガティブプログレッションベッティングシステム)」という攻略法になります。
ココモ法のメリットとデメリットとは?
続いては、ココモ法のメリットとデメリットについて解説していきましょう。
ココモ法のメリット
その特徴的なメリットを3つ見ていきましょう。
少ない資金で利用できる
比較をするため、マーチンゲール法と比べてみましょう。マーチンゲール法はベット額が2倍になるので、連敗するたび大幅にベット額が増える印象があります。それと比べると、ココモ法は賭け金の増加スピードが緩やかで、5回連敗した場合ココモ法はマーチンゲール法の約⅓の掛け金で、済む計算になります。より少ない資金でゲームに挑戦することができます。
連敗が続けば利益も大きくなる
ココモ法は、負ければ続けば続くほど勝利時の配当が大きくなり、大きな利益を獲得できます。例えば、2回目のベットで勝利した時の利益が1ドルだった場合、10回目のベットで勝利した時の利益は22ドルになります。負けるほどに、不安と期待が入り混じるエキサイティングな攻略法であり、この仕組みはハイリターンを求めるプレイヤーにとってはとても魅力的です。
1回勝利すればそれまでの損失を全回収できる
ココモ法の最大の魅力は、どのゲーム回数で勝利しても、連敗した損失分を取り返すことができるだけでなく、利益も得られることがメリットです。ココモ法は3倍配当のゲームを利用するため、必ず利益が残る仕組みになっています。負けが多い場合でも数回の勝利で着実に利益を積み上げることが可能です。
ココモ法のデメリット
続いて大切なデメリットを3つ見ていきましょう。
ココモ法向きのゲームの数が少ない
例えば、バカラやブラックジャック、ポーカーといった2倍配当のゲームにはココモ法が使えません。2倍配当のゲームは種類が豊富なのに比べ、3倍配当のゲームは先にも書いたルーレットの一部や大小(シックポー)などで種類が少ないのが現状です。
連敗する可能性が高い
勝つと配当が3倍になるゲームに使えるココモ法、その勝率(当選確率)は約3分の1程度です。2倍配当のゲームに比べ、勝率が低いため連敗するリスクが少なくありません。連敗が続いた場合、損失額が大きくなる可能性があります。10連敗する可能性は約2%程度ではありますが、想像以上の出費になってしまうリスクはあるので、適切な資金管理をしましょう。
テーブルリミットの上限に達する可能性がある
連敗が続く可能性が高いと書きましたが、連敗が続くと賭け金が急激に増え、テーブルリミット(そのテーブルゲームの賭け金の上限と下限を定めたもの)に達してしまう可能性があります。もし最初の賭け金が大きい場合は、すぐにリミットに達してしまう可能性がありますので、ベットが大きい場合は必ず最初にテーブルリミットを確認しておきましょう。
まとめ
ココモ法の基本や、メリットとデメリット等について解説してきましたが、いかがでしたか?3倍配当のカジノゲームを楽しむ機会があったら、ぜひココモ法に挑戦してみてください。