20年以上も連載が続いている、世界的に人気な冨樫義博原作のマンガ『HUNTER×HUNTER』。そんな世界中のファン待望の最新刊がついに来月発売されます!
そこで今回は、約4年振りとなる最新刊が発売される『HUNTER×HUNTER』のこれまでのストーリーを紹介していきます。
HUNTER×HUNTERの基本情報
「週間少年ジャンプ」にて1998年14号から現在まで連載が続いており、「ジャンプ」の大黒柱とも言える長寿作品のひとつです。漫画の累計発行部数は8,400万部以上で、その人気は日本に留まらず、世界的にも人気を博しています。2022年10月からハンターハンター 再開されています。
あらすじ
主人公である「ゴン=フリークス」がまだ見ぬ父親・ジンに会うために、父と同じ職業のハンターになって仲間と共に成長していく様を描いた冒険活劇です。
大自然に囲まれた「くじら島」に住む少年・ゴンは物心ついた時から両親がいませんでした。育ての親であるミトと暮らしており、父親は亡くなっていると聞かされて育ってきました。そんなある日、森で獣に襲われた際にハンターのカイトに命を救われます。実は、カイトはゴンの父親ジン=フリークスの知り合いで、まだ生きていることを知ります。こうして、難しいとされるハンター試験を受けるために、くじら島を出た少年・ゴンの冒険が始まります。
HUNTER×HUNTERのこれまでのストーリー
ハンターハンター 最新刊が発売される前に、今までのストーリーを少しおさらいしていきましょう。
ハンター試験編
ハンターを目指すゴンがまず向かったのは「ハンター試験」でした。死傷者が出ることもあると言われるほど難関な試験。会場に向かう途中、ゴンは同じく受験者のレオリオ、クラピカ、キルアと出会います。試験では様々な課題が課せられ、時には助け合い、時にはライバルとして、それぞれの目的のために試験の合格を目指して進んでいきます。
天空闘技場編
ヨークシンシティでの再会を約束し、レオリオとクラピカとは別行動を行うゴンとキルア。2人が向かったのは、勝負に勝つと「ファイトマネー」が貰える格闘施設の「天空闘技場」でした。
順調に進んでいくと、「念」を使う少年・ズシとその師匠・ウイングと出会います。その強さに興味を持ったゴンとキルアはウイングに弟子入りし、「念能力」について学びます。念の四大行、6つの系統や念を使った戦いなどを教わったゴンたちは念能力の基礎を作り上げていきます。
ヨークシン編/幻影旅団編
くじら島へと帰ってきていたゴンとキルアは、ジンにつながる指輪とロムデータを手に入れます。そのロムデータを調べると、「G.I(グリードアイランド)」というゲームだと明らかになります。しかし、そのゲームは入手困難で高価なものでした。
キルアの兄・ミルキの情報により、そのゲームがヨークシンシティでオークションに出されることを知ります。向かったヨークシンシティでレオリオと再会を果たす2人。クラピカはその頃、同胞「クルタ族」の形見「緋の眼」を探すためにヨークシンシティに訪れていました。しかしヨークシンシティには、クルタ族を殺した冷酷極まりない盗賊「幻影旅団」も訪れていました。
G.I編
大富豪・バッテラが開いたグリードアイランドへの参加者選考会に見事合格し、無事にG.Iの世界へと入ることができたゴンとキルア。プレイの仕方が分からず、戸惑っている2人の前に現れたのは、プロハンターのビスケ・クルーガーでした。ゴンとキルアの素質に目をつけ、2人に修行をつけます。無事にジンに会うことができるのでしょうか?
キメラアント編
カイトの下へと飛ばされてしまったゴンとキルア。2人はしばらくカイトの仕事を手伝うことにします。カイトの仕事は近年出没した「キメラアント」についての調査でした。キメラアントが爆発的に増えた閉鎖国家「NGL」へと向かう3人。
あらゆる生物を食料とし、吸収することでそれらの特性を持った強い兵隊蟻を生み続ける女王アリ。いずれ生まれる種族の「王」を守るために生み出された護衛は、人の形をしており、念能力にも目覚めました。そのうちの1人が、ゴンたちの気配に気付き襲い掛かります。尋常でない強さを感じたカイトはその身を犠牲に、ゴンとキルアをなんとか逃がすことに成功します。果たしてカイトの生死は?そしてゴンたちはどうなってしまうのでしょうか。
選挙編
キメラアントとの戦いで命を落としてしまったハンター協会のネテロ会長。その座を埋めるために、ネテロ会長が残した方法が「選挙」でした。
そして選挙の投票方法を決めるために、会長直属のハンター「十二支ん」が招集されました。その中には、ゴンの父親のジンの姿も。その頃、キルアは瀕死のゴンを救う方法を確立するため、妹のアルカを連れに実家のゾルディック家へと足を運んでいました。選挙の結果は?そしてゴンの様態は?
暗黒大陸編/王位継承編
暗黒大陸への調査は今まで行われてきていたものの、毎回暗黒大陸の災厄に阻まれてきました。まともな調査ができず、結果的に近代五大陸において不可侵条約が採択されていました。
そんな中、新興国であるカキン帝国がネテロ会長の息子であるビヨンド=ネテロを筆頭に、捜索隊を暗黒大陸に向かわせると宣言。その宣言から、帝国を中心に多くの人が暗黒大陸の調査に赴くこととなります。しかし、調査の他にも様々な来客が暗黒大陸へと向かう船に乗り合わせており・・・。
最後に
今回は、来月に最新刊が発売される『HUNTER×HUNTER』のこれまでのあらすじを紹介しました。待ちに待ったハンターハンター 再開で、暗黒大陸編/王位継承編はどのような展開を見せていくのか注目です!