前田敦子さん、松田翔太さんが出演し話題となった映画『イニシエーションラブ』はご覧になりましたか？究極のどんでん返しといわれ、見終わったあとに必ずもう一度見たくなる！そんな惹き込まれるキャッチコピーで、当時話題になった作品です。ドラマのルーツも気になるところですね。今日は、そんなイニシエーションラブ ネタバレとして、物語の最初から最後まで、徹底解説していきたいと思います。
イニシエーションラブ ネタバレ「Side A」
登場人物
- 鈴木夕樹（たっくん）：小太りで女性経験のない男性
- 繭子（マユちゃん）：鈴木が一目惚れする女性
鈴木と繭子が合コンで出会う
小太りで女性経験のない大学生・鈴木。人数合わせの合コンに参加し、笑顔が素敵な女性・繭子と出会います。繭子は鈴木を、夕樹という下の名前から「たっくん」と呼ぶようになり、やがて交際することに。
誕生日にスニーカーをプレゼント
繭子から誕生日に、エアジョーダンのスニーカーをもらった鈴木は、繭子に釣り合う男になるため、”痩せることを決意”するのです。
イニシエーションラブ ネタバレ「Side B」
- 石丸美弥子：鈴木が職場で出会う女性
東京で働き始めた鈴木
時は流れ、大学を卒業し就職した鈴木。日課は、エアジョーダンのスニーカーを履いてランニングをすること。身体は痩せ、顔の肉も落ち、すっかり繭子の彼氏として垢抜けているように見えます。
二股、そして破局
そんな新生活の中、鈴木は、会社で出会う1人の女性・美弥子に興味を持ち、次第に繭子への思いが薄れてしまうのです。「2番目でもいい」という美弥子とも付き合い始め、二股交際を始める鈴木ですが、繭子とはすれ違いが続き、結局2人は破局。しかし、心の底では繭子への思いを断ち切れていなかった鈴木は、繭子に電話をかけてしまうのです。いつもと変わらない声色で「どうしたの？たっくん」と語りかけてくれる繭子。鈴木は、繭子にひどいことをしたと後悔するようになります。
約束の場所へ向かう鈴木
鈴木と繭子は、クリスマスデートの約束をしたまま破局していました。鈴木は一方的にホテルをキャンセルしましたが、クリスマス当日、「もしかしたら繭子が待っているかもしれない」と思い、一緒に過ごしていた美弥子の家を飛び出して、約束していた場所へ向かうのです。
やはり、繭子はそこにいた
美弥子を捨てて、繭子のもとへ向かう鈴木。約束の場所に繭子はいました。やっぱり、自分のことを待ってくれていた！そう思った鈴木は、繭子のもとへ駆け寄っていきます。「何やってるの？たっくん」と繭子が話しかけますが、なんとその相手は、自分ではなく”小太りの男性”だったのです。繭子は鈴木に向かって、かすかに微笑みを見せました。
一体どういうこと？イニシエーションラブ ネタバレ
いかがでしたでしょうか？「Side A」そして「Side B」という2章に分かれて話が展開されてきた本作。視聴者は、「Side A」が鈴木と繭子が出会った頃の話、そして「Side B」が、鈴木が東京で就職してからの話という時系列であると、信じているのではないでしょうか。
実は、「Side A」と「Side B」の”鈴木”は、まったくの別人なんです。そう、繭子は同じ”鈴木”という男に”たっくん”というあだ名をつけ、二股交際していたのでした。
物語は、小太りの鈴木と繭子が合コンで出会うところから始まっています。しかし、それよりも前に、東京で働いていた鈴木とは交際しており、遠距離恋愛中だったのです。そうして、同じ鈴木という男性と交際を始めた繭子でしたが、同時に東京の鈴木も、美弥子との二股交際をスタートさせていたのでした。
まとめ
見終わったあと、ついもう一度最初から見たくなってしまう作品『イニシエーションラブ』。前田敦子さんのキュートで男性を翻弄する小悪魔的な女性像が、物語にスパイスを与えていましたね！小太りの鈴木から、東京の鈴木に切り替わったときには、「なんだか鈴木の性格がきつくなっている」という変化で、少しずつ疑い始めた人もいたようですね。それでも、クライマックスには驚かされる作品でした。この衝撃を体験したい人は、ぜひ映画をチェックしてみてくださいね！
